知らないと損する琵琶湖のディープクランクの基本を解説!
大手釣具店に勤務し、年商1億円達成!その後、某釣具メーカーに勤務し企画・開発からフィールドテストなどを経験した釣り人「ツリタメ」が琵琶湖におけるディープクランクとはどんな物なのかご紹介します❗️
もくじ
琵琶湖におけるディープクランクとは?↗
一言にディープクランクと言えば山ほどありますが、、、その違いを紹介!!
琵琶湖オススメディープクランク3選 ↗
琵琶湖でオススメ出来るディープクランクとはどんなものか紹介します
琵琶湖におけるディープクランクとは?
琵琶湖におけるディープクランクとは、ズバリ「最も効率の良いサーチベイト」です!
※この記事で言う琵琶湖は全て「南湖」を指します。以下全て琵琶湖と表記します。
琵琶湖と言うフィールドは、広大な「ウィードフラット」です。
(南湖に限ります)
琵琶湖で釣りをする以上、湖底から生えている「ウィード」がどうしてもキーになってきます。
それは、ワームの釣りにしてもプラグの釣りにしてもどちらにも言えることです。
琵琶湖で釣果を伸ばす上で、この「ウィード」にルアーを絡めていくと言うことがポイントになってきます。
そして、その「ウィード」に絡めてブラックバスに対してアピールすることが出来るプラグの一つが「ディープクランク」です。
効率が良いとはどう言うことか?
琵琶湖の様な「広大なウィードフラット」では、どこにでも魚が付く場所があります。
リザーバーの様に回遊することが多く、魚がいるエリアとそうでないエリアがハッキリと分かれることは少ないです。(どちらもイレギュラーな状況はあります)
良く言えば、「どこにでも魚がいてどこでも魚が釣れてしまう」
悪く言えば、「どこでもアタリがあり、エリアが絞りずらい」
と言えます。
魚探を掛ければ、どこに浮いていても良いエリアに感じてしまって勝負を掛けるエリアを絞れないことが多いです(ガイドやベテランアングラー達は、経験から導き出されるシーズナルパターンやその日のコンディションを肌で感じてエリアを絞られています)
その様な広大なエリアを攻略する為に使用され発展してきたルアーが琵琶湖における「クランクベイト」です!
考えてみて下さい。ディープクランクに反応する魚と言うのはどんな魚でしょうか?
①コンディションが良い魚
②エサを求めてフィッシュイーター化している魚
この様な魚が思い当たるのではないでしょうか?
確かに、魚のポジションが掴めていればワームを使ってスローな釣りにアドバンテージが生まれるかも知れません。
ただ、その釣り方には相当条件が整わなければサイズが伸びないと言う欠点もあります。
そのワームの釣りとは対照的にディープクランクの釣りは、コンディションの良い魚をスピーディーにサーチすることが出来ると言うことが最大のメリットと言えます。
琵琶湖の様なウィードフラットで求められるクランクとは?
ディープクランクであれば何でも良いと言う訳ではありません。
琵琶湖と言うフィールドに合わせてクランクベイトも進化してきました。
上記の図を見て下さい。
超有名クランクベイトを並べてみました。
左がラパラ様のクランクベイト「DT16」、右がノリーズ様のクランクベイト「ショットオーバー3」です。
この二つの大きな違いが分かりますでしょうか?
リップに注目して下さい。
上記の図で分かりやすく示した通り、ボディに対してリップの角度が違います。
では、これにより何がどう変わるのか
潜航角度が浅くなる
一見すると、潜航深度が深い方がいち早くボトムに到達することが出来るので効率良くウィードに絡めるように感じますが実は違います。
潜航角度が深ければ深いほど、今度はウィードに突っ込み易くなってしまいます。
つまり、ウィードに絡み過ぎてしまうと言うことです。
それにより、ウィードにコンタクトした後の「ワーミング」と言ったテクニックやウィードをほぐして外すと言う動作が出来無くなってしまいます。
上記の図の様にクランクベイトの潜航角度が浅くなれば、ウィードに突っ込み難くなります。
また、ウィードに対して付かず離れず絶妙にコンタクトし続けることで魚に対してアピールするこが出来ます。
ウィードに突っ込み難くなる
赤矢印が力の掛かる方向です。
潜航深度が深くなればなるほど、ルアーが引っ張られる角度は必然的にウィードに対して垂直になってきます。
実際、ほんの少しこのように角度が付くだけでウィードに対するコンタクトの仕方は大きく変わってきます。
これが、琵琶湖における対ウィードに特化して進化したディープクランクの最大の特徴です!
なぜなら、このウィードへのコンタクト時に最もバイトが集中すると言う事が経験から分かってきたからです。
そして前述した様に、ウィードに対して付かず離れず絶妙にコンタクトし続けることで魚からのバイトを引き出す秘訣です!!
余談ですが、もしかしたら日本のバスフィッシングが可能なフィールドがハイプレッシャー化することで釣りづらくなっていなかったら、これほど道具であるルアーも進化していなかったかも知れません。
その形状は本来のクランクベイトと言うよりは、シャッドに近いルアーになってきています。
まさに「デカいシャッド」と言うイメージが近いかも知れません!
DT16がダメなクランクだと言う意味ではありません。
出し所の問題です。
琵琶湖の様な広大なウィードフラットに対してはショットオーバー3だったり、このあとに紹介するクランクが向いていますが、ラパラ様のDT16の様なクランクはサーチベイト的に使うと言うより
沖のハンプやマンメイドストラクチャー、スクールに対してピンポイントにコンタクトさせるには適しています!
琵琶湖オススメディープクランク3選
前述した琵琶湖に求められるディープクランクの条件を満たしたオススメクランクをいくつかご紹介します!
どれも実績バツグンで間違いないクランクたちです!
OSP ブリッツEXDR ブリッツMAXDR
メーカー様HP ➡ https://www.o-s-p.net/products/blitz-max-dr/
まず一番にオススメ出来るのはOSP様から発売されている「ブリッツDR」と「ブリッツMAXDR」です。
国産プラグのクオリティは非常に高くオススメ出来るルアーです!
ブリッツEXDRは3m~3.5m
ブリッツMAXDRは3m~6m
と言う設定となっています。
どちらも琵琶湖の南湖でドンピシャで使える設定になっています。
水深もモチロンそうですが、波や風があったりする状によって状況で使い分けるのがオススメです。
ノリーズ ショットオーバー3
メーカー様 HP ➡ https://www.nories.com/bass/hardbaits/shot_over/shot_over_3.html
今でこそ、スタンダートと言われる「システムクランク」と言うクランクベイトの基準を日本に流行らせたノリーズ様から発売されているクランクベイトがこのショットオーバー3です!
数多く存在するショットオーバーシリーズの中でも、琵琶湖で最もオススメするのはショットオーバー3です。
設定は3m~3.5mと、琵琶湖の南湖にドンピシャな設定とバツグンなウィードに対してのコンタクト性能は逸脱!
ティムコ ファットペッパープラス
メーカー様HP ➡ https://www.tiemco.co.jp/products/groups/view/697
ティムコ様から発売されているディープクランクです。
潜航深度は3.8mで設定されています。
HPでも「ウィードエリアに特化したディープクランク」と言ううたい文句が書かれています!
ファットペッパーシリーズは、その他にもオリジナルのファットペッパーから始まり、さらに深く潜るマッドペッパーなど数多くリリースされていますが、この深くプラスが一番バランスが良い様に感じます!
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